金曜日, 5月 3, 2024
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エネルギーは収支のバランスが大事

車が時速○○kmで○○kmの距離を走るのには○○リットルのガソリンが必要というのと同じように、人の体も、その働きに応じて必要とするエネルギーが違います。

例えば、基礎代謝量が1日1500kcalの人が、活動代謝量800kcal程度の運動をしているとします。

そうすると、食事誘導性熱産生を含めても、1日に3000kcalほどは、エネルギーの消費はないと思われます。

ここで、仮に食事から4000kcalを摂ってしまうと、大幅にエネルギーが余ってしまいます。

人間の体は、基本的にはエネルギー源を蓄えておこうとしますので、余る分のエネルギー源も体内に蓄積されていきます。

これがずっと続くと、エネルギーの消費よりも蓄積が上回り、肥満となります。

では、逆の場合はどうでしょうか?

先ほどの例では、少なくとも2300kcalは一日に消費していることになります。それにも関わらず、1500kcalしかエネルギーを摂取していないとどうなるでしょう?

当面は、体の中にエネルギー源が蓄えられているので、それで賄う形になります。

徐々に体重が落ちてくるでしょうが、すぐには自覚がないかもしれません。

ですが、それが続くと、パフォーマンスの低下やけがのリスクが発生してきます。

さらに過度にエネルギーが不足すると、心身の不調が出てきたりもします。

自分のエネルギーの消費がどの程度で、どのくらいのエネルギーを摂取しておくのが適切かを知っておくことは、非常に大事なことです。

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