障がい者スポーツトレーナーとは
障がい者スポーツトレーナーとは、公益財団法人日本パラスポーツ協会が認定する、障がい者のスポーツ活動に必要な安全管理および競技力の維持・向上のサポートするためにある資格のことを言います。障がい者スポーツの知識や技術を持ったアスレチックトレーナーのようなポジションです。
障がい者スポーツトレーナーの仕事
障がい者の方々のスポーツ活動における、安全管理の実施、競技力を向上させるようなトレーニングの提供や指導など主にアスレチックトレーナーの方々と同様のイメージになります。しかし、障がい者スポーツを実施されている方々は様々な条件や特性などを持っているので、それらに対する医学的な知識や経験、競技に対する経験や知識が必要であり、明確な区分けもないため、自身の発想と考察力がとても重要になってきます。
障がい者スポーツトレーナーになるには
障がい者スポーツトレーナーになるには、通常のトレーナーよりもハードルが高く、以下の要件を満たしている必要があります。
★受講条件
①または②のいずれかの条件を満たす方
①日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
②次の1)、2)、3)を全て満たしている方
1)①~⑦の資格を持っている方
①理学療法士 ②作業療法士 ③柔道整復師 ④あん摩マッサージ指圧師
⑤灸師 ⑥鍼師 ⑦その他の資格
(①~⑥の資格と同等のものと主催者が判断したもの)
2)①②③いずれかの推薦団体においてトレーナーとしての活動を有し、推薦がある方
①(公財)日本障がい者スポーツ協会登録競技団体
②都道府県・指定都市障がい者スポーツ協会
③障がい者スポーツ指導者協議会
3)活動実績
1)に挙げた公認資格に関係した日常活動を2年以上有すること。
多くの専門知識、経験、実績がないと難しい職業です。目指す方は計画的な自身のキャリア構築が必要になってくるかと思います。
【参考】