最近はプロテインなどが手軽に手に入った影響もあり、お肉を食べる量が減っている人がいます。
確かに、お肉はたんぱく源としての側面を持っていますが、それ以外にも、さまざまな面を持っていますので、プロテインだけでたんぱく質の摂取を考えるのではなく、しっかりとお肉を食べて、足りない分をプロテインで補うようにしてください。
1日に使えるたんぱく質の量には限界がある
いくらたんぱく源を摂取しても、1日に体づくりに使える量は決まっており、1日当たり体重1kgあたり、1.5gが限界だと言われています。それ以上はいくら摂取しても、体づくりには使われないだけでなく、過剰摂取は内臓に負担がかかるので気を付けてください。
プロテインに限ったことではありませんが、サプリメントで簡単に摂取できるということは、簡単に過剰摂取になりやすいということでもあります。普通の食事では食べられる限界があるので過剰摂取になりにくいですが、サプリメントは違います。
なので、考え方としては食事でしっかりバランスよく栄養を摂り、どうしても足りない部分を適切な量のサプリメントで補うようにしてください。
たんぱく質以外の栄養源となる
お肉の種類によって異なりますが、ビタミンやミネラルを多く含みます。調子を整えるのに非常に大事な栄養素でもあり、中にはエネルギー代謝に影響を与えるものもあります。
また、女性アスリートは鉄欠乏性貧血に陥りやすいこともありますので、レバーや赤身のお肉を積極的に摂るようにしてみてください。
鉄分は持久力にも関係しますので、要注意です。「意外な関係?鉄分と持久力」の記事も参考にしてみてください。