トレーニングをすると、身体が疲労します。その疲労の回復のためには、休憩が必要です。休憩が短い方が、単純にきついのでトレーニング効果がありそうな気がしますが、目的によって休憩時間を変える必要があります。
トレーニングと休憩のバランスについて、今回はトレーニング中の休憩について説明します。
筋肉をつける場合
筋肉をつける(筋肥大)をしたい場合、筋トレでは10回前後回数で3~5セットほど繰り返すのが一般的です。このときのセットとセットの間の休憩時間は60秒と言われています。
スマホを見たりなどのちょっとしたことですぐに過ぎてしまうので、休み過ぎている場合をよく見かけるので注意が必要です。
瞬発力やパワーをつける場合
スポーツ選手では、筋肉をつけるだけでなく瞬発力やパワーをつけるためにトレーニングしている場合もあると思います。この場合は、3~5回を3~5セットほど繰り返します。このセット間の休憩時間は3~5分と言われています。
瞬発力やパワーをつけるトレーニングの場合は、筋肉の疲労の回復はもちろんですが、神経系の回復が必要になります。そのためには少し長めに休憩をとらなければいけません。
個人や目的によって変わる
上記の2つの場合をご説明しましたが、トレーニングの経験や体力レベル、目的よって変わってきます。
トレーニングが合わない場合は、休憩時間以外の部分の重量や回数など、他の要素を調整することが必要かもしれません。